lanケーブルに表示されているMbpsの意味とは

市販のlanケーブルのパッケージを見ると、ケーブルの長さや芯線のタイプのほかにMbpsとかGbpsなどの表示が記されています。ケーブルに記されているbpsというのはデータ通信の速さのことで、1bpsだと1秒間に1ビットの通信ができることを意味します。一般的にデータ量の単位は、ビット・k(キロ)ビット・M(メガ)ビット・G(ギガ)ビットなどが使われていています。M(メガ)は1024×1024ビットのことで、1Mbpsだと1秒間に1Mビット分のデータを通信することになります。

古いタイプのCAT5のlanケーブルだと通信速度の最高速度は100Mbpsで、ギガビット対応の高速回線に接続したとしてもこの速度に制限されます。lanケーブルに表示されているbpsという単位は毎秒あたりのデータ通信速度を表わしていますが、実際にダウンロードやアップロードをする際の通信速度(バイト/秒)とは異なるので注意が必要です。1バイトのデータを送受信する際は8ビット分の信号を送る必要があるので、bpsをByte/sに換算すると1/8の数字になります。例えば回線速度が40Mbpsだと、1秒間に送受信できるバイト数は1/8の5MBです。

一般的に快適にインターネットが使えるような通信速度の目安は20Mbps前後といわれており、これは1秒間に2.5MB分のデータが読み込める速さです。この通信速度の回線で250MB分のデータをダウンロードする場合は、約100秒を要する計算になります。

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