ネット通信をするのに必要不可欠なlanケーブルは、現段階では計20種類もの製品で構成されています。1988年にオーストラリアのIT企業で開発・製造された通信機器であり、当時と同じく内部がグラスファイバーで構成をされているのも特徴です。光の乱反射を用いたデータ送受信を確立しており、このスタイルは現在でもまったくおなじです。違う点はグラスの本数であり、ISDNからADSL・そして主流の光回線となったことで、対応速度に変化を持たせたわけです。
lanケーブルには上位互換性を持ち合わせた商品も存在しており、それを用意すれば1本のケーブルで高速通信に対応させることも可能になっています。簡単にその上位互換性を有したアイテムの概要を、ここで見ていくことにしましょう。2021年1月時点で、国内では光回線が主流となりました。少なからずADSLを整備されているところもあり、このlanケーブルであれば、以前のISDNも使用することが可能です。
製品名は各社メーカーで異なりますが、一般的にはBase10と表記をされます。これが上位互換タイプであり、Base10以下のすべてのデータ通信を網羅しているわけです。ただし、それ以上のBase11から15の回線で使用しても、発揮できる通信速度は最大でも100Mbpsまでとなります。そこで工夫をすることは、新しいデータ通信網を整備した時は、その許容範囲をあらかじめ計算して使用することです。