ケーブルをまとめたり、建築や電気の配線など、様々な場面で使われている便利なアイテムが結束バンドというものがあります。手軽でコスパも良く、強度もしっかりしているため、活用している人は多いのではないでしょうか。実はこの結束バンドには、屋外用と屋内用があることを知っていますか?この記事では屋外用の結束バンドについて、特徴や屋内用との違いまで、分かりやすく説明していきます。まず、屋内用との違いを見分ける1番の方法は見た目で判断することです。
ほとんどの場合は、結束バンドのパッケージに屋外用であることが記載されています。また、屋外で使用されるため「耐候性」があることを示しているものも多いです。さらに、これは必ずしもそうとは限りませんが、多くの場合が黒い色をしているため、色からも判断することが可能です。ちなみに屋内用は乳白色のものが多いです。
黒い理由としては、カーボンブラックという安定剤を使用しているからということが挙げられます。カーボンブラックは、炭素主体の微粒子で、よく黒の着色のために混合されています。さらに、とても優秀な耐候性も持っているため、屋外用の結束バンドに使われているわけです。最後に、なぜ屋内用と使い分ける必要があるのかというと、紫外線による悪影響を受ける他、破断の可能性があるからです。
特にプラスチックは紫外線に弱いため、しっかり使い分けた方が長持ちさせることができます。そのため、パッケージや色に注意して、目的に合ったものを使用するようにしましょう。