銘板を紫外線から守るコツ

会社や学校では、必ずといっていいほど正面玄関に銘板を備えています。一般家庭なら表札がその役割を担っており、企業名・学校名を行き交う方々に知らせる役割があるというわけです。日本ではおもに真鍮製の金属を銘板に採用しているため、雨や風に長期間さらされても劣化をすることはありません。ところが、昨今は地球温暖化の影響で紫外線が強くなり、これによって真鍮が錆びてしまうという新しい問題が浮き彫りになりました。

紫外線は金属にとっては大敵で、銘板も例外ではありません。表面が赤くなっていたり、全体の色がくすんでいると紫外線の影響で劣化をしているサインです。そのまま放置をしていると表面の文字が見えなくなり、本来の役割をしてくれなくなります。この問題を防ぐには、事前にコーティングをおこなって直接紫外線が当たらないようにするといいでしょう。

簡単にそのコーティングの仕方やコツを伝授していきましょう。自身でおこなう場合は、ホームセンターに行ってUV対応のワックスを購入します。金属を取り扱うコーナーか、自動車専用のワックスを販売しているところなら必ず陳列されているものです。グレードは2から5程度で十分で、1個980円前後で手に入れることができるでしょう。

そのワックスを銘板の表面に塗りますが、半年に1回のサイクルでしっかりと塗れば紫外線から守れます。昨今は完成品に光触媒技術を組み込んでいるものもあり、この場合はワックスを施す必要はありません。

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